北海道の最低気温は地域によって大きく違う 寒い地域と暖かい地域

北海道の主要内陸部の市 北海道の気候・天気

こんにちは、コスケです( ´ ▽ ` )ノ
北海道は寒冷地ですが、一言で寒冷地といっても非常に広いので、地域によって気候に大きな違いがあります。

北海道の中でも本当に寒い地域、そんなに寒くないところ、雪がスゴく多い地域、そんなに降らない地域など様々。

今回は、コスケが感じる北海道の気温の違いについて書いてみようと思います。

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北海道の地域ごとの気温の違い

気候ですが、北海道ではやはり冬の気温を中心として見ることが多いです。
夏の暑さも地域ごとに差はありますが、冬の厳しさから見れば誤差範囲かなという印象で、引っ越すときは冬はどうかという視点で見ることが多いと思います。

そして、北海道の冬の気候は2つの視点で見ることができます。
1つは気温、2つめは降雪量です。

北海道の最低気温が低い地域なら-20℃以下になる場所は沢山あります。
その反面、年間通した最低気温で-10℃を切ることがほとんどない地域もあります。

また、積雪量も地域によって大きく違い、嫌になるほど降る場所もあれば、ゼロに等しいほど降らない地域もあります。

北海道の気候といっても地域によって大きな差があるわけですが、今回は冬の最低気温についてです。

どの地域が暖かく、どのあたりが寒いのか、まとめてみました。

最低気温が高い地域と低い地域

最低気温を見ると明らかに寒い地域と比較的暖かい地域があります。
一般的には南は暖かく北は寒いという認識だと思いますが、北海道の場合完全に当てはまるわけじゃないです。

南の地域でも北の地域より遙かに寒いところは沢山ありますからね( ̄▽ ̄;)

もちろん南の方が暖かい傾向はあるものの、それ以上に海沿いの地域か、内陸かの方が大きく影響します。

太平洋、日本海、オホーツク海に面した地域は比較的暖かく、最低気温も下がりづらいです。

海沿いの地域の冬の最低気温の傾向

その中でも南側は暖かい傾向があり、函館周辺が北海道の中では温暖な気候。
平均最低気温も一番寒い1月で-6℃と暖かいです。

小樽や札幌などは函館よりずっと北にありますが、ここも日本海に面していて暖かい地域。

いずれも最低気温で-10℃を下回るようなことはほとんどありません。
平均最低気温は一番寒い時期でも小樽は-6℃、札幌は-7℃ほどと小樽は函館と大きく変わらず、札幌は少し寒い程度です。

北海道海沿いの主要な地域

小樽や札幌より南にある苫小牧、ここは太平洋側に面していて、道内では暖かいものの、札幌や小樽よりは寒くなります。

最低気温が-10℃以下になることも多いです。
苫小牧の平均最低気温は、一番寒い1月2月で-8℃ほどとなります。

オホーツク海に面した網走も、北の寒い地域ですが北海道では平均的。
苫小牧よりちょっと寒く、札幌や小樽に比べればかなり寒いです。

2月の-10℃ほどが一番寒い平均最低気温となります。

釧路は太平洋側に面した地域で、寒いイメージがありますが、海沿いなのでそうでもありません。

網走と似たようなもので一番寒い平均最低気温は1月で-10℃ほど。

最北の稚内は、北にあるので一番寒そうですが、そんなに寒くなく、遙か彼方南にある苫小牧より暖かいです。

平均最低気温は2月の-7℃ほど。
札幌なんかと似た気温で、比較的暖かいと言えます。

同じ海沿いにある街でも、北に行くほど寒いというわけではないのですよね。
海沿いの地域はやはり全般的に暖かいのですが、内陸の地域はグッと冷えます。

内陸の地域の最低気温

比較的暖かい海沿いの地域と違い、グンと冷えるのが内陸部です。
新千歳空港のある千歳周辺は内陸部ですが、隣の苫小牧やすぐ近くの札幌とは距離は近いものの寒さは段違い。

1月2月は連日-10℃を下回り、-20℃を下回る日もあります。
平均最低気温は2月で-13℃近くまで下がり、札幌より5℃以上低くなります。

北海道の主要内陸部の市

距離は近いのに、内陸になるだけで全然違います。

北の方をみると音威子府(おといねっぷ)あたりは海から遠く内陸です。
すぐ北にある稚内は比較的暖かい地域ですが、音威子府は寒いです。

平均最低気温は2月は-15℃を下回り、北海道の中でも寒さが厳しい地域。
遙か北の稚内は暖かいのに海から離れるとすごく寒くなります。

北海道の中心に近い場所にある旭川も内陸の市です。
連日-10℃を下回り、平均最低気温は-13℃近くまで下がるため千歳と似たような気温になります。

道東にいくと帯広なんかも内陸部です。
平均最低気温は1月に-14℃近くまで下がり非常に寒いです。

北海道の中でも特別寒いのがさらに東の地域で、阿寒周辺です。
このあたりは陸別など寒いことで有名な地域もあります。

阿寒湖周辺の平均最低気温は1月2月共に-18℃ほどと格別の寒さ。
平均ですから、-20℃を下回る日も多いです。

この地域周辺は北海道の中でも特別に寒い地域ですね。

と、こんな感じで、内陸部は沿岸部の地域のすぐとなりでも気温はググッとさがります。

これだけ見れば、北海道に住むなら海沿いの街がイイネ!と思いがちですが、実際はそうでもありません。

今回は冬の気温についてだけでしたが、夏も地域ごとに違いますし、何より同じ冬でも天候や降雪量も地域によってかなり違いがあります。

それについてもいずれかいていこうと思います。
特に冬の降雪量は北海道での住みやすさを決める重要な部分ですからね。

ではまた次回( ´ ▽ ` )ノ

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