二風谷アイヌ文化博物館に行って来た!平取町にはアイヌの伝統がある

北海道の観光・イベント

アイヌ文化に興味のあるコスケです(`・ω・´)

北海道に住んでいるということもあり、アイヌとはそれなりに接点があります。
同級生にアイヌの血が流れている人がいたりしましたし、昔からアイヌ文化には興味がありました。

そして、コスケは漫画もよく読むのですが、ゴールデンカムイというアイヌ文化を描いた漫画を読んでから、その興味はさらに強くなり、道内でアイヌ文化の資料や道具が展示されている博物館があれば見に行く機会も多いです。

先日は、沙流郡平取町にある平取町立二風谷アイヌ文化博物館に行ってきて、アイヌ文化についてあれこれ見てきたので、今日はその時の様子なんかを紹介したいと思います。

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平取町立二風谷アイヌ文化博物館

先日コスケが訪問したのが、平取町にある二風谷アイヌ文化博物館です。
場所はここ。

札幌からならちょっと遠いのですが、新千歳空港からならそこまで距離はありません。
無料の高速もあるので、それに乗れば1時間ちょっと位かな?

距離的にも遠くないので、レンタカーさえあれば観光で来るのも比較的容易かと思います。

二風谷アイヌ文化博物館 は、博物館だけがあるわけじゃなく、駐車場に車を駐めてから博物館に行くまでに、アイヌ人の住居を模した家が沢山あります。

二風谷アイヌ文化博物館のアイヌ人住居

中に入ることもできます。
この家の一部はアイヌ文化を体験する体験場なんかになっていましたね。

アイヌ文化を体験する建物

アイヌの工芸品の作成なんかができるみたいでした。
他にもアイヌで使われていた子供のおもちゃなんかもあって、それで遊ぶこともできたので、ちびっ子が沢山遊んでましたね。

思ったより人も多く、アイヌ人気が窺えます。
奥に進んでいくと、ようやく大きな建物が見えてきました。

二風谷アイヌ文化博物館

これがアイヌ文化博物館ですね。
敷地内のアイヌ人が使っていた家や、アイヌ文化の体験場なんかが気になりましたが、本来の目的はここです。

町立なので比較的料金も安く、大人400円、小中学生150円という入りやすい価格設定です。
開館時間は午前9時〜午後4時30分までで、閉館は午後5時ということでした。

休館日は12月16日〜1月15日の1ヶ月間は館整備のため休み、11月16日〜12月15日と1月16日〜4月15日は毎週月曜日。

これ以外は曜日に関係なく営業しているようです。
妻と2人分800円を払って入館しました。

平取町立二風谷アイヌ文化博物館の内部をレポート

中の様子ですが、入るとすぐに大きなホールのようなところがありました。
ここで平取周辺のアイヌ文化について色々紹介されています。

アイヌ文化博物館ホール

平取町のある沙流川周辺は、アイヌ文化が色濃く残る場所のようで、伝統が古くから残っているとのこと。

なので、平取町にアイヌ文化博物館があるのですね。
アイヌの人達も他の文化圏と同じようにやはり川沿いで生活していたのでしょう。

常設展示室にはこのホールから行けます。

常設展示の入り口

町立博物館ということで、あんまり期待していなかったんですが、想像以上に綺麗で展示物も豊富です。

中はこんな感じ。

展示室の中

様々なものが展示されています。
主にアイヌ人が使っていた道具ですね。

包丁や小刀などの小さな刃物でもこれだけの数ありました。

アイヌ人が使った刃物

実際に平取町から発掘された物なのだと思います。

衣服なんかの展示も多く、ケースに入ったアイヌ人が着ていた服が沢山展示されていました。
非常に広くて明るくて見やすい博物館です。

アイヌ文化博物館内部

常設展示場の中央あたりには、アイヌ人が住んでいた家の中を再現した場所もありました。
こうして見ると、アイヌの人達も、我々倭人の祖先も似たようなものを使って、同じような成果をしていたんだなぁという感じですね。

アイヌ人の家の中

時代劇でもこんなのよく見かけますからね。
こうして見ると、人間が考える物って結構似てくるものなのですね。

もちろん倭人と文化的な交流があったから似ているということもあるでしょうし、住んでいる土地が近いというのも似ている理由でしょう。

船なんかもありました。

アイヌの船

板を組み合わせた船ではなく、大きな丸太を切り出した船ですね。
この方が頑丈なのは間違いないですが、スゴく大変そうです。

宝刀の展示もありました。

アイヌ人の宝刀

他にも様々なものが展示されていましたが、それは実際に行って見てください。
アイヌ文化に興味のある方なら非常に楽しめると思います。

平取町立二風谷アイヌ文化博物館は面白い!

以上、平取町立二風谷アイヌ文化博物館に行ってみて現地の状況のレポートをしてみました。
アイヌ文化が好きとか、興味があるということなら、ここは楽しめますし、北海道には他にもアイヌ文化について展示されている施設があるので、合わせて観光しても良さそうです。

コスケは、ちょっと遠いのですが網走にある北方民族博物館も好きです。

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そうそう、この平取町立二風谷アイヌ文化博物館には、別の建物にお土産というか、アイヌ文化の伝統を守っている人が作った様々な製品が売られている、工芸館のような場所があります。

そこで、工芸品制作の体験もできるんですが、コスケの愛読書、ゴールデンカムイの作者、野田サトルさんのサインなんかもありました。

ゴールデンカムイの野田サトルさんのサイン

アリシパさんが描かれていますね。
もちろん、工芸品と一緒にゴールデンカムイも売られていました(`・ω・´)

本当に面白い漫画なのでおすすめです。
新千歳空港からもそんなに遠くないので、観光に是非立ち寄って見てください。

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