札幌の区ごとの特徴や環境の違いコスケおすすめ引っ越し候補

札幌市の区分け 移住・引っ越し

20代は札幌で一人暮らししていたコスケです(`・∀・´)

元々札幌近郊には住んでいて、高校も職場も生活範囲はずっと札幌ですが、初めての一人暮らしも札幌でした。

何度か札幌市内を引っ越し今に至るわけですが、同じ札幌市でもそれなりに広いので、区ごとにかなり違いがあります。

そこで今回は、コスケから見たそれぞれの区の特徴や環境の違いと、札幌に引っ越すならどこがおすすめなのか思うことを書いてみようと思います。

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札幌市の区ごとの特徴と環境の違い

札幌市と言ってもそれなりに広いので、まずは区ごとの特徴や環境の違いについて書いてみたいと思います。

区によって主な移動手段も違いますし、気候や積雪量もかなり違うので、札幌に住むといってもどこに住むのかで全然違ってきますからね。

ざっくりした区分けはこんな感じ。

札幌市の区分け

ちょっと見づらいですが、色で分けである地図が家にあったのでその写真です。

札幌市の面積は1,121k㎡あります。
東京23区合計が626k㎡ですから、その倍近くあります。

札幌市は10個の区から出来ていて、隣同士の区なら大きな違いはないものの、東西や南北の両端の区だと距離も遠く、環境も違うため行く機会がほとんどないこともあります。

それぞれの区の特徴や環境を書いていきますが・・・どの区もコスケはそれなりに行きますが、住んだことがない場所があるのでコタロ目線でという前置きをさせて貰います。

中央区の特徴と環境

中央区は言わずと知れた札幌の中心部です。
人口23万人と比較的多く、札幌駅の南側の商業施設やオフィスビルが建ち並び、歓楽街もあります。

北海道庁や北海道警察本部、大通り公園、狸小路、ススキノなど、まさに札幌の心臓部というに相応しいでしょう。

交通手段も路面電車、地下鉄、バスに鉄道と豊富。
まさに住んでいて困ることのない地区だと思います。

札幌市内の中では雪も非常に少なく、最低気温も比較的高め、除雪やロードヒーティングも行き届いていて、都会から越してきた人でも過ごしやすい場所かと思います。

札幌駅からススキノまで地下鉄2駅分が地下歩行空間で繋がっていて、商業ビルへも直通になっているので、地上を歩かなくても済むことが多く雪が降っても平気なことも多々。

地下鉄も雪には影響されません。
非常に過ごしやすいです。

反面、夏場はヒートアイランド現象で暑くなりやすく、アスファルトとビルばかりで北海道らしさや自然を感じられる場所は少ないです。

そして土地、家賃もやはり非常に高いです。
人も多く、コスケは北海道に住んでいるのに、わざわざ中央区に住む気はしない・・・というのが本音ですが、都会の喧騒が好きな人なら良いと思います。

北区の特徴と環境

北区は南北に長い区。
札幌駅の北側はすでに北区・・・、というより札幌駅も北区の一部で、札幌駅の南口を出たところからが中央区です。

なので、北区も札幌の中心部といえるのですが、南北に長いため最も北側は石狩市や当別町と接していて、気候などが全然違います。

人口は最も多く28万人ほど。
札幌駅周辺は北海道大学などまさに札幌の中心部らしい商業施設もあります。

札幌駅から少し北に行くと北24条など飲食店が多い場所も。
もう少し行けば麻生などもあり、このあたりから雪も多くなりますが、札幌駅から地下鉄南北線が通っているので、利便性も高く人も多いですから、土地や家賃も高めです。

このあたりまでは中心部と大きくは変わらない生活が出来るかもしれません。

ただし、ここからさらに北に行くと状況は変わります。

まず雪が非常に多くなります。
篠路、あいの里と雪も多く、当別や石狩と接するあたりは完全に気候が違い札幌の中でも有数の豪雪地帯で冬の景色は一変します。

そのあたりは地下鉄もなく、札幌駅からだと鉄道で学園都市線を使うのが主な移動手段。
本数も少なめなので、移動の要は車になると思います。

反面、道幅は広く自然も多いため、ゆったり生活したい人には良い場所で、中央区までも学園都市線1本でいけるので、住みやすいとは思います。

コスケは冬の降雪量の多さがネックですが、あいの里周辺は土地や家賃も安く札幌の中で好きな地域の一つです。

雪さえ少なければですが・・・

東区の特徴と環境

東区は人口26万人と、ここも人が沢山住んでいる地域。
北区の東側に位置していて、札幌駅などと近いことから商業施設も多いです。

丘珠空港もありますが、モエレ沼公園など北区と接している部分は自然を感じられる場所もあります。

自衛隊基地や工業団地などもあり、コスケは住んだことがなく、仕事で行くくらいですが、住みやすい地域だと思います。

降雪量も平均的、特別寒いわけでも無く札幌中心部も近いです。

バスはもちろん地下鉄東豊線もあるので、中心部に比較駅近い地下鉄沿線は人気の地域で土地や家賃も高め。

北区との境目付近など遠くなればそんなことはないのですが、車は必要になりますし多少不便に感じるかもしれません。

まぁ、コスケはそういう所の方が静かで好みですが、特別住みたい!という魅力もあまり感じないというのが正直な気持ちかな?

あくまでコスケは・・・という話しです。

西区の特徴と環境

西区は人口21万人とここも比較的沢山人の住んでいる地域。
友人が住んでいたり自宅から近かったこともありそれなりに詳しいです。

北区や中央区の西側の区で、中心部から近く便利。
交通機関もバスはもちろん、地下鉄東西線で大通りやススキノまでは近く、JR函館本線もあり札幌駅までも難なくいけます。

もちろん西区も広いので、山の方に行くと少々不便ではありますが、琴似など商業・飲食施設が多い地域もあり、良く友人と琴似に飲みに行くことがありました。

雪は山の方に行かなければごく普通の降雪量で、特別寒いわけでもなく暮らしやすいと思います。

誰にでも住みやすく、特に地下鉄沿線は最近人気の出てきた地域だと思います。
宮の沢なんかは非常に住みやすく、中心部からは少し離れているので交通量も多くなく、コスケは好きです。

住んでいて困ることはほとんどないように思います。
琴似はちょっとゴミゴミしてますが、宮の沢周辺は新しい街で綺麗でですし住みたいなぁ〜

手稲区の特徴と環境

手稲区は西区よりさらに西にある区。
人口は14万人ほどと少なめです。

手稲区のさらに西は小樽市になりますので、札幌の西の端の区ということになります。

コスケも住んでいたことがあるのですが、手稲区は札幌市民の中でも辺境地というイメージがあるかもしれません。

昔飲み会で、手稲に住んでます〜って話をしたら、手稲って小樽でしょ〜なんて言う人もいるくらい、札幌の中ではちょっと寂しいイメージなのかもしれません(ノД`)

雪は比較的多く札幌中心部からもちょっと距離が有ります。
地下鉄はありませんが、JR函館本線とバスで札幌中心部までは行くことができます。

ただし、区の中心に高速道路があり、アクセスしやすい地域なので、車移動であれば比較的どこでも行きやすいと言えます。

石狩や小樽とも接しているので、遊びに行くのにも最適。
そして手稲区中心部は郊外型の街並みで、どこも駐車場が広く車移動前提の街造りがされていると思います。

車があると住みやすいです。

買い物なんかも困りませんし、札幌駅まではJRでいけるので便利。
コスケは住んでいたことも有り好きな地域です。

ただ、札幌市民に人気があるかと言われると・・・微妙です( ;´Д`)
雪も多めですし、分からなくもありませんが、コスケは好きなのです!

南区の特徴と環境

南区は札幌の南側一帯を占める区で、人口は14万人ほどと少ないです。
ただし面積はダントツ広く、他の区の10倍ほどと、とんでもない広さ。

定山渓など温泉地域やダムなども含まれ、中山峠山頂あたりまでが南区ですから大自然の中の区となります。

大規模な自衛隊の基地もあります。

JRはありませんが地下鉄が真駒内まで来ていて、バスもあるので交通の便が悪いとは思いません。

むしろ地下鉄南北線は札幌の交通機関の中でも、札幌駅、大通り、ススキノに駅を持つ非常に便利な路線。

山の方に行けば雪が非常に多く大変ですし、中央区に近い場所も札幌の中では雪は多め。
商業施設もほとんどないので、札幌市民でもあまり行かない人が多いかと思いますが、雪が気にならないのなら住むには良さそうです。

定山渓や函館方面に行く際は通りますので、一度も入ったことがないと言う人はいないかと思いますし。

コスケの個人的な感想は、そんなに魅力を感じる区ではありませんが、好きで住んでいる人も多い地域かなと思います。

白石区の特徴と環境

白石区は人口21万人ほどとそれなりに人も多い区。
周りが中央区や東区等に囲まれ、面積は狭いですが商業施設に飲食店、宅地なども多く便利なエリア。

交通機関はバスとJR、地下鉄東西線と豊富。
移動にも困らないし、都市型の街だと思います。

人も多く札幌中心部からも近いので便利。
ただ、街中は渋滞も多く、車移動は少々大変なこともあり、車好きのコスケはあまり住みたいとは思わない区です。

高速道路も通っているので、本当に便利な場所なのですけどね。

豊平区の特徴と環境

豊平区は白石区と中央区に面した区。
人口は22万人と割と多いです。

地下鉄南北線や東豊線が区内を走り、区外ですがすぐ横には東西線も走るという恵まれた交通環境ながら、羊ヶ丘など自然を感じられる場所もあり良いところです。

ススキノあたりにも面しているので、札幌中心部の一角を担う区です。

国道36号線という北海道の大動脈も有り、バスでの移動もそれなりに便利。
住むにも良い地区だと思います。

ただ、区の面積の割に人も多い場所なのは確か。
中心部に近い場所はあまり北海道らしいとは言えないかと思います。

普通に生活するのなら何も困ることのない場所かなとは思いますけどね。
都市型の街でしょう。

住んだことはありませんが、知人が住んでいて行くことは多々あり、交通量の多い区だなというイメージをコスケは持っています。

買い物できるところも多く、中心部に近く交通が便利な場所に住みたい人は良いかもしれません。

厚別区の特徴と環境

厚別区は人口12万人で札幌の区でも清田区に次いで少なく、面積も最小と小さな区です。
札幌の東の端の区なのですが、これが意外と便利な区。

新さっぽろ駅という駅を持ち、地下鉄東西線、JR千歳本線が接続され、その手前で分岐する函館本線も区内を走り厚別駅に停車するため、区域内には鉄道と地下鉄合わせて3路線あります。

バスも含めると交通機関は十分でどちらかと言えば郊外型の街なので車移動も比較的楽。
コスケは住むのに適している地域だと思います。

新さっぽろ駅の地下鉄東西線で大通りからススキノ、千歳本線で札幌駅と便利ですからね。

厚別駅からも札幌駅や江別方面にも移動できますし、区は狭いですが交通量が札幌中心部ほど多くないので、移動も比較的楽。

高速道路も端ですが一応あります。
雪もそんなに多くないですし、コスケは好きな土地です。

清田区の特徴と環境

最後は清田区。
人口は11万人と最小、面積は平均的な区です。

豊平区のお隣で、厚別区や白石区とも面しています。
特別大きな施設はないものの、厚別区と共に札幌の東端に位置する区で、国道36号線が通っていることも有り交通量が多いです。

コストコもあるので、コスケも良く行きます。

区の端に高速道路が通っているものの、ICは清田区と境目ではあるものの厚別区。
鉄道も地下鉄もないという珍しい区です。

車移動がメインですが、持ってないとバスということになります。

そのため人も少ないわけですが、コスケはそれが過ごしやすくて好きです。
厚別や豊平と面しているので、車があれば移動はすぐですし、札幌中心部からもそんなに離れていません。

もちろん、普段の生活で困るようなこともありません。
公共交通機関が少ないというデメリットを許容できるのなら、コスケは良い場所なのかなと思います。

札幌への引っ越しでおすすめの区ベスト3

コスケおすすめの札幌の区ですが、ベスト3は以下のようになります。

  1. 厚別区
  2. 西区
  3. 北区

1位の厚別区ですが、やはり交通機関の多さがその理由。
札幌中心部からも遠くはなく、車も走りやすいです。

中心部方面なら雪も多くないですし、江別などへもアクセスしやすく移動も便利。

2位の西区は利便性の良さが魅力です。
特に宮の沢周辺は新しい街で綺麗ですし、地下鉄とJRという2本の路線に加えて、車移動もしやすいです。

商業施設も多く、魅力的な街だと思います。

3位の北区も中心部から北の方まで良い街です。
札幌駅周辺はとうぜん生活には便利ですし、麻生周辺の飲食店も多く札幌駅からススキノまで1本でいける地下鉄南北線も有り便利。

麻生周辺は少々雪が多いのが難点ですし、車移動もしづらいですが、降雪に影響されない地下鉄、特に便利な南北線沿いというのは魅力的です。

番外編ですが、北区と同じ理由で南区も良いところ。
地下鉄南北線沿線で、雪は多少多いので走りづらいですが、北区よりはマシかな?

手稲区は地下鉄はないものの静かでコスケは好きです。
清田も車さえあれば良いところ。

他も住めば天国と言いますし、そんなに悪い区はないと思います。

後は家賃や土地の価格と相談することになると思います。
以上、コスケが思う札幌に引っ越すならおすすめの区でした( ´ ▽ ` )ノ

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