車好きのコスケです(｀・∀・´)
現在、車の買い換えを検討しているというのは以前にも書いたように思いますが、現在色々な車を試乗して、何を購入しようか悩みに悩んでいます。
一応SUVなんかも候補の一つにしているわけですが、SUVの中でもちょっと気になるのがトヨタのCH-Rです。
かなり特徴的なスタイリングの車で、街中で見かけてちょっと気になっていました。
そこで、今回試乗してきたのです。
北海道なので、4WDの試乗なんですが、CH-Rの4WDはなぜかハイブリッド設定がないので、ガソリン車のみ。
なので、1.2Lターボのガソリン4WDの試乗レポートということになります。
CH-Rのインテリア・荷室など
まずはインテリアですが、悪くはないけど、高級感はないかなという印象です。
下位グレードですが、最低限のクオリティという感じでしょうか。
悪くもないけど良くもない、そんなイメージです。
センターコンソールが高めに設置されていて、ナビやエアコンの操作パネルが運転席側に向いているので、囲まれてる感やコックピット感はありますのでコスケは好きです。
悪くはないが高級感もないという印象ですね。
シートも悪くないと思います。
適度に包まれ感があるけどタイトというほどではないという印象。
座り心地も悪くないと思います。
メーター周りはこんな感じ。
左にタコメーター、右はスピードメーター、中央のディスプレイに燃費や走行距離、各種設定表示などができるようになっています。
一般的ですね。
ディスプレイは綺麗で見やすいです。
エアコン、ナビ周りはこんな感じ。
ナビはもう少し大きいの装着した方がカッコいいかなぁ。
エアコンのボタンはダイヤ型になっていますが、これはちょっと操作しにくいですね。
普通に四角にして欲しかったですが、慣れればどうにかなると思います。
次にセンターコンソール周り。
ここの質感は悪くないですが高級感はないという感じ。
上位グレードだと、ここがピアノブラックになったりちょっと高級感が出ます。
下位グレードだとサラッとした樹脂です。
CH-Rの後部座席と荷室
後部座席と荷室なんですが、正直少し狭いです。
特に後部座席ですね。
助手席を後ろの方に引いて座りやすくし、運転席をコスケで合わせると後ろの席はこんな感じになりました。
運転席は一番後ろまで下げることはほとんどないと思うんですが、助手席は下げることも多いでしょう。
そうなると後部座席はやっぱり狭いです。
これだと人が座るのも結構しんどく、後ろの人を乗せるときは、助手席も前に出してちょっと窮屈にしてようやくという感じです。
荷室は割と広いです。
こんなに広いなら、もう少し後部座席を後ろに下げて足下に余裕があれば良いのにと思いました。
ただ、広いものの後ろの方は高さがないので、積めるものは限られますね。
後部座席を倒せばフラットになります。
かなり広いですし、デコボコのほとんどないフラットな形になります。
車中泊もできるでしょうね。
ただ、長さはそんなに無いので、背の高い男性だとちょっと狭いかもしれないのと、高さも低いので、この上にあぐらをかくと頭が天井に当たります。
着替えなんかをするのも難しいと思います。
CH-Rを試乗してみての感想と乗り心地
実際に乗ってみた感想ですが、かなり良い車です。
まず1.2Lターボのガソリンエンジンですが、非常にパワーがあってとても1.2Lだとは思えないトルク、パワーがあり、性能的には十分過ぎるほど。
CVTも比較的ダイレクト感のある悪くないもので、個人的にはいい車だなと感じました。
エコモード、ノーマルモード、スポーツモードがあり、エコモードだと回転数を低めに抑え、スポーツモードは常に高めに、ノーマルはその中間くらいの回転数で走るようになっていました。
エコモードだと少しもさっとした感じがしますが、ノーマルモードならキビキビ走るし、トルク感も十分なので、常時ノーマルモードが良さそうです。
高速の追い越しも十分可能ですね。
1.2Lですが、それくらいのパワーは十分あります。
日本で使う限りパワー不足だと感じることはないかと思います。
そして何よりこのCH-Rのスゴいところは乗り心地。
これが非常に良いです。
上位車種に負けない非常に良い乗り心地で、固めの足なのですが段差はうまくいなしてくれる素晴らしいサスペンション。
SUVなのにロールが大きいということもなく、比較的カチッとした走りをするんですが、段差があっても突き上げ感はなく、乗り越えた際の衝撃もカドがなく、コスケが過去に乗った車の中ではBMW320dにかなり近い乗り心地。
車のボディもしっかりしているのか、ハンドリングも良いし車がよじれる感じもせず、過去に乗ったことのあるトヨタ車の中では断トツの乗り心地です。
非常に素晴らしい。
コーナーも思い通りに走れるし、本当に乗り心地が良いので、運転も楽しく長距離運転も疲れません。
エンジン音はそれなりに入ってきますが、耳障りな感じもなく、ロードノイズもうるさいと感じるほどではありませんでした。
TOYOTA車は走りや乗り心地はイマイチかなと思っていましたが、これは本当に良い車です。
CH-Rガソリン4WDの燃費
実際にCH-Rを試乗してみての燃費ですが、道は概ね郊外型というのでしょうか。
比較的信号も少なめで、車の流れも良い場所でした。
途中少し回転数を上げて走ることもありましたが、普通に走ってみての燃費がこれです。
12.1km/L。
う〜ん、厳しいですね。
プリウスなんかだと20km/Lは余裕で越える道ですし、コスケの乗っているアテンザディーゼルでも18km/Lは行くでしょう。
昔の車を考えれば十分に良い燃費だと思いますが、HVなんかが主流になってきた今の車を考えると、ちょっと燃費が厳しいかなぁ。
うちの場合年間走行距離は2万キロほどとかなり車に乗るので、燃費が悪い車は毎月のコストが増えるのでちょっときついです。
せめてこの道路なら15km/Lは走って欲しかったなぁ。
これだとストップアンドゴーの多い市街地は10km/Lを切るでしょうね。
CH-Rの見積もり
CH-Rの価格ですが、ガソリンターボ4WD車に必要なオプションを入れるとこんな感じになりました。
一番上のグレードで車両本体価格は2,823,360円。
諸費用やメーカーオプションをいれて310万越え。
それにディーラーオプション70万ほどと諸費用など入れて400万近くになりました(￣▽￣;)
高すぎる〜
CH-RってコンパクトカーのSUVバージョンだと思うんですが、それでこの価格です。
ハイブリッドでも何でもない車にこれは正直厳しいなぁ。
北海道の場合4WDで価格は上がりますし、冬タイヤや下回りの防さびコーティングなんかも必要なんで、本州で買う場合に比べて50万近くは価格が上がります。
厳しいですよね。
値引きがかなり大きいですが、これは札幌で販売イベント開催中でノルマがあってどうにか売りたいということのようです。
なので、引けるのはこの土日のみとのこと。
それとハイブリッドだとここまで引けないそうなので、ガソリン車の割りに価格が高いと思いましたが、その分値引きは大きめということのようですね。
実際に乗ってみて感じた良いところやデメリット
実際にCH-Rの1.2Lガソリンターボ4WDに乗ってみて感じた良いところやデメリットをまとめてみたいと思います。
CH-Rの良いところ
良いところですが、やはり乗り心地が最高に良かったです。
正直、日本車でこれを大きく越える乗り心地の車はそうそうないように思いますし、ボディもしっかりしていてハンドリングもイイです。
かなり良い車だなと言う印象。
ほしくなりました。
運転も楽しく、それでいて乗り心地も良く、そしてエンジンも非常に良いです。
パワーも十分で、低回転のトルクもあり乗りやすく耳障りな音のしない良い車です。
CH-Rガソリンターボ4WDのデメリット
反面デメリットもあって、まず後部座席の狭さです。
2人で乗るのなら良いですが、家族がいて3人以上の乗車が良くある場合は正直厳しいかなと言う印象。
2人でも後部座席をよく使う場合、例えば後部座席で食事をしたり犬がいて後部座席に乗せたり、車中泊をしたいなんて場合もちょっと狭いと思います。
それと燃費もガソリンターボだと良くないです。
ハイブリッド全盛期の今時の車と比べると明らかに悪いです。
そして、その割に価格も高いのです。
それなりにディーラーオプションを付けて300万以内くらいだと満足度の高い車だと思いますが、コスケの場合400万近くになりました。
さすがに高いなぁと言う印象。
400万という価格でもハイブリッドで非常に燃費が良いということなら、毎月の燃料コストが下がるのでまぁ納得なんですが、燃費の良くないガソリン車でとなるとちょっと厳しい価格だなぁという印象ですね。
後部座席と燃費の悪さと価格、これが大きなデメリットですが、FFハイブリッドの購入を考えている場合、燃費の問題はなくなりますね。
動画で試乗の感想なんかをレポートしているので、そっちも合わせて参考にしてください。
CH-Rは良い車だが購入には至らず！
非常に良い車だと感じたこのトヨタのCH-Rですが、残念ながら私の購入者候補からは外れました。
というのも、燃費が悪く後部座席が狭いのと価格が高いです。
後部座席が狭いのは、そういう性格の車だと思えば人によっては問題ないと思います。
うちは夫婦2人ですが、犬を飼っていて後部座席も結構使用します。
なので、後部座席が狭いというのはちょっと厳しいというのが正直なところ。
年間の走行距離もかなり走る方なので、燃費が悪いというのも致命的。
そして何より価格です。
この燃費のガソリンターボ車で400万近い価格は正直しんどいです。
北海道の雪国なので、4WDや冬タイヤなど余分にお金がかかる部分もありますが、それを考慮しても少々高い価格設定と悪い燃費。
ここさえクリアできれば非常に良い車だなぁと感じました。
正直、4WDのハイブリッドではないガソリンターボならコミコミ300万と言わなくても、330万くらいまでに収まるかなと思ったのです。
そこから値引きや下取りなどがあればありかなと思いましたが、想像以上に高かったです。
以上、トヨタCH-Rを試乗してみての感想や見積もりなどでした。
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