新型ジムニーを試乗してきた!良い車だがデメリットは燃費と納期か

新型ジムニー 車関連

車好きのコスケです(`・∀・´)

乗り物が好きで、車はそれなりに買い換えているんですが、そろそろ6年を迎えるコスケの愛車、マツダアテンザか、4年を超えた妻のホンダN-WGNを買い換えようかなと検討しています。

そこで色々試乗しているのですが、同じマツダのCX-5、三菱のアウトランダーPHEV、スズキのハスラーなど色々乗ってみたうちのひとつ、スズキの新型ジムニーに非常に強く引かれています。

非常に評判の良い車で、実際に試乗してみてその良さを体験。

今回は、実際に試乗してみた時のことや、乗ってみてどこが良かったのか、ジムニーのシステム的なことを除いた、乗り味と感じたデメリットについて書いてみたいと思います。

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スズキの新型ジムニーに試乗してきた!見た目や性能、特徴の紹介

北海道に住んでいると、やはり雪が降ったときにもグイグイ進める車に憧れます。
そんな車の代表格がスズキのジムニーだと思います。

車の買い換えを検討していて、次はSUVにでもしようかなと思っていたところ、ジムニーが人気だという話を聞いて試乗してみることにしたのです。

ジムニーの見た目や性能

試乗レポートの前に、まずは内装や見た目を紹介します。
外観はこんな感じですね。

新型ジムニー

軽自動車のわりには結構な迫力!
最低地上高は205mmですから、他の軽自動車は当然ながら、普通乗用車よりはるかに高い車高です。

ガタガタの雪道でも、ドカッと雪が降った日の朝の新雪でもものともせず走ってくれるように思います。

もちろん、車高の高さ+ジムニー特有の走破性あってのことです。
このあたりはカタログにも書かれていますね。

ジムニーの走破性

やはりジムニーの最大の特徴はこの走破性にあると思います。
もちろん、非常に頑丈なボディ、フレーム、乗ってもしっかり分かるボディ合成の高さなんかも特徴だと思います。

オフロード車として非常に本格的で高い性能を持っているので、雪持ちなんかも難なく進んでいく。
憧れます。

今回の新型ジムニーは、オフロード車としての性能を維持しつつ、オンロード性能や静粛性もあげた車になっているようです。

ジムニーの燃費

燃費ですがWLTCモードという国際的な燃費測定システムで表示されています。
今後発売される車はこれに統一されるようで、かなり現実の燃費に近くなっていると言われています。

ジムニーはAT(オートマ)とMT(マニュアル車)で燃費が結構違います。

WLTCモードだとATが13.2km/L、MTが16.2km/Lです。
2割以上違います。

さらに詳細な燃費をみると、市街地モードでAT11.0、MT14.6。
郊外モードでAT13.9、MT17.5、高速道路モードがAT14.2、MT16.5となっています。

実燃費に近いとは言え、これより多少悪くなることを考えると、ATの平均燃費が10を少し上回るくらい、MTだと12〜13、良くても13〜14あたりと考えるのが良さそうです。

車内(インテリア)

車内の見た目ですが悪くないです。
軽自動車ながら、安っぽいプラスチックというよりはしっかりオフロード車というイメージで、コスケは好きかな?

運転席からみたメーター周りやインパネなどはこんな感じ。

運転席からみた新型ジムニー

ナビの位置も良いし、材質自体に高級感はありませんが、安っぽい軽という感じもしません。
シフトノブ、エアコン周りに窓の開閉やいくつかスイッチが付いています。

これは慣れればスイッチも大きく使いやすいと思います。

シフトノブ、エアコン周辺

シフトノブとサイドブレーキの間には4WD切り替えのレバーや、シートヒーターのスイッチなどがありますね。

4WD切り替えレバー

今時の軽自動車のように、ウォークスルーにはなっていなくて、しっかりレバーなどが間にあります。

コスケはこの方がコックピット感があって好きですけどね。
ちなみにマニュアルトランスミッション車だとこんな感じ。

ジムニーマニュアル車のレバー周辺

やっぱりジムニーはマニュアルが良いかな?
室内空間もみていきましょう。

ジムニーの運転席と後部座席

ジムニーは軽自動車ですから、座席に関しては期待してはいけませんが、これが想像以上に悪くないのです。

前の座席はこんな感じ。

ジムニーの前の座席

2ドアなだけあって前の座席はかなりしっかり作られています。
軽自動車にしては広いし、シートも悪くないです。

一般的な軽自動車と違ってホールドされている感があってコスケは好き。
後部座席には前の座席を前に出して乗り込みます。

ジムニーの後部座席への乗り込み方

当然後部座席はオマケ程度かと思いましたが、これまた意外と悪くないのです。
見ての通り、運転席をコスケがちょうど良いようにしっかりセッティングした状態で後ろの空間はこんな感じ。

ジムニーの後部座席

おぉ、悪くないです。
常時後部座席に人が乗るという場合はちょっとしんどいですが、そうじゃないときはこれで十分かと思います。

新型ジムニーの荷室・ラゲッジスペース

新型ジムニーの荷室ですが、これもそこそこ使い勝手が良いです。
カタログに高さや奥行きなどが書かれています。

ジムニーの荷室

そして、車中泊なんかもできそうでした。
後部座席を倒して、前の座席も倒すと結構広い空間ができます。

ジムニーのフルフラット

ヘッドレストをとればほぼフラットになるので、運転席も同じように倒せばフルフラットになり、大人二人寝られるサイズに。

コスケは車中泊も良くするのでこれはかなり良い感じ。
ただ、大人二人が車中泊すると、現実には荷物の置き場など色々問題もでるでしょうけど、そこは荷物をコンパクトにするなどうまく解決するしかありません。

試乗してみた感想

さて、実際に試乗してみた感想ですが、まず感じるのは運転席に座ったときの快適性が軽自動車の物ではないということ。

シートも適度にホールド感があり、2ドアで全席優先にした影響か非常に運転席も広めで、足周りも広いと思います。

座った時点でこれはちょっと違うなという印象を受けました。
そして実際に動かしてみてさらにびっくり。

なんというか・・・しっかり感が軽自動車のものはありません。
軽自動車ってどうしても車体が軽く、ひょこひょこした動きになりがちですし、運転席も狭く落ち着かないんです。

なのでコスケは好きじゃないです。

実際重量が重いからだと思いますが、軽くひょこひょこした感じはなく、がっしりしっかりした重量感、安定感があります。

軽自動車という感じのしない軽自動車。
乗っている感じは普通乗用車のもので、かなりしっとりとした乗り心地。

これは本当に素晴らしい車です。

乗っていてもとても軽自動車とは思えなくてめちゃくちゃ気に入りました(´∀`=)
人生で初めて軽自動車で欲しいと思った車です。

そんなしっかり感は恐らくボディ合成、軽自動車の割りにはとてもしっかりしたボディの影響でしょう。

そして、そのしっかりしたボディを作るためにどうしても重量は重くなっています。

XCのマニュアルで1,030kg。
何と1トンを超えています( ̄▽ ̄;)

例えば同じスズキの軽自動車、ハスラーなんかだと、グレードにもよりますが800kg前後なのです。
200kg以上も重いのです。

その重たい分はタイヤを大きくしたりボディをしっかり作ったりしているのでしょう。
その走行性は乗れば誰でもわかるものです。

妻も乗ったんですが、軽自動車とは思えないと言っていました。
私もそう思います。

それくらい素晴らしい軽自動車でした。
ただ、その性能を出すために犠牲にしていることがあります。

新型ハスラーを試乗して感じたデメリット

最大のデメリットは何と言っても燃費です。
重くなった影響でしょう、燃費が非常に悪いです。

WLTCモードだとATが13.2km/L、MTが16.2km/Lですから、一般的な低燃費の軽自動車に比べてかなり燃費が悪い印象です。

MT車、札幌市内を街乗りで10分ほど乗った実燃費がこれでした。

新型ジムニーの燃費

12.8kmです。
ちなみにAT車で住宅街を10分ほど走った感じだとなんと9.1km/L。

さすがにもう少し良くなるとは思いますが、MT車で13〜14km/Lあたりが限度だと思いますし、AT車なら10を少し超えるくらいのイメージになると思います。

乗り方が悪ければAT車で10を切りますし、MT車でも12前後くらいに。

妻の軽自動車、NワゴンはFFですがそれなりに踏んでも19km/Lくらいは走るので、かなり大きな差があります。

しっかりした車にし、重量が増えた分燃費がガクッと落ちている、これが最大のデメリットかと思います。

当然、重量が思い分燃費が悪いだけじゃなく、小さい軽自動車のエンジンでは加速もかなり悪いです。

妻の軽自動車と比べてもかなり遅いとはいいませんが、ノンターボの妻の軽自動車のとターボのこのジムニーがほぼ同じくらい。

お世辞にも早くはありません。
とはいえ、パワーや力強さはそれなりに感じ、MT車でもそう簡単にエンストしませんし非常に扱いやすいエンジンだと思います。

加速は我慢できても、やはり燃費は今時の軽自動車としてはちょっと悪すぎるので、厳しい感じはしますね。

新型ジムニーの納期は1年!

実はもう一つデメリットがあって、実はこのジムニー、スズキもそんなに売れると思っていなかったようで、年間販売想定台数が15,000台だったそうなのです。

しかし、なんと発売から1ヶ月経たないうちに注文台数は15,000台以上に。
つまり1年待ちなのです。

今注文しても手元に来るのは1年後。
これから増産する計画もあるそうですが、さすがに時間がかかりすぎます。

コスケも正直3ヶ月待ちくらいなら、もう少しタイミングを見計らって注文しようかと思ったんですが、さすがに1年待ちともなると話は別。

1年後のことはちょっと考えられないので、また別の機会に注文したいと思っています。
さすがに1年後となると厳しいですよね。

これは増産が決まるまでしばらくの間続くかと思いますが、一度落ち着けば納期に全く問題なくなると思うので、今のところこれもデメリットのひとつではありますが時間と共に改善されていくものだと思います。

以上、新型ジムニーを試乗してみた感想と、燃費やデメリットについてでした。

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