北海道で雪の日室外機はどうなる?雪に埋もれるので除雪必須

雪に埋もれた室外機 北海道の情報・豆知識

北海道に住んでいて一番キツいのは雪だと思うコスケです(ノД`)

北海道は寒くて大変と思ってる人もいると思いますが、住んでいる人の大半は、恐らく寒さより雪が嫌なんじゃないでしょうか。

寒いだけだと-20℃くらいでもそうそう問題は起こりませんが、雪が降ると状況は一変しますし、吹雪くと命の危険を感じることもあります。

そんな雪ですが、先日関東でも大雪になって、暖房を付けようと思ったらエアコンが効かない!なんてことがあったようです。

北海道はもっと寒いですし、雪ももっと降りますが、普通に室外機のあるエアコンなどの暖房も使えればエコキュートも機能します。

寒冷地では室外機がどうなっているのか、雪が降るとどうなるのか、今日は我が家を例に紹介してみたいと思います。

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雪国北海道の室外機の特徴

北海道の室外機ですが、毎年雪が沢山降りますから、普通に床置きになっていれば雪に埋もれてしまいます。

雪に埋もれると、当然ですが熱交換が出来ないので暖房は機能しません。
なので、雪に埋もれないような工夫がされています。

我が家の場合こんな感じです。

雪国北海道の室外機

うちは基礎に架台が取り付けられていて、その上に室外機が乗ってます。
さらに、室外機には防雪フードが装備されていて、これで雪の侵入を防ぎます。

多少吹雪いても内部に雪が付着することはなく、多少雪が降っても室外機は埋もれないので、問題なく冬でも暖房が使えるようになっています。

当然ですが、エアコン自体も寒冷地仕様なので、-20℃でも温まるというもの。
雪が降る北海道では、室外機にこうした対策がされているので、全く問題なく使えるのです。

我が家ではありませんが、後からエアコンを付ける場合は、基礎ではなく床置きの架台に乗せます。

エアコン室外機の架台

これは冬に使わない冷房用のエアコンですね。
防雪フードがないので、雪が吹き込みますが、冬使わないのなら問題ありません。

それでも、雪に埋もれないように高いところに架台にのせて取り付けられています。
北海道では、こうした取り付けが一般的で、室外機が床置きされるということはまずありません。

また、豪雪地帯ではもっと高い架台に載せることも多いです。
我が家の周辺は比較的雪が少ないので、これでも架台は低い方なのですよね。

雪が降れば室外機周辺の除雪は必要

こうした架台にのせてあったとしても、1度2度雪が降るくらいなら放置しておいても問題ありませんが、1シーズンとなるとそうはいきません。

やはり雪が積もって室外機周辺を塞いでしまいます。
多いときは、一晩でこれくらいは降りますからね。

雪に埋もれた室外機

雪の多い地域では、こんなのが月に何度もあるわけです。
寒いので雪は溶けませんから、放置すれば例え高い架台に載せててもすぐに埋まってしまいます。

なので、雪が多めに降ったときは自宅前と室外機周辺の除雪は必須です。
この日もこの後除雪してこんな感じになりました。

除雪した室外機周辺

なんとか人が通れる通路を確保し、室外機から雪を下ろし周辺も除雪して空間を確保しました。

室外機は、周囲の空気と熱交換するので、多少周辺に空間が必要なのと、霜取り運転で水が出ますから、下方向にも空間が必要です。

なのて、室外機周辺は最低限除雪しています。

除雪した室外機周辺2

架台がなきゃかなりしんどいですが、架台のおかげでずいぶん除雪が楽です。
下方向にもある程度空間を空けているので、これで問題なく稼働してくれます。

室外機下の除雪

こんな感じで、降雪地域の北海道では、エアコンなどが冬でも使えるように、防雪フードを付け、室外機は高めの架台にのせてあって、雪が降れば周りを除雪して使えるように管理しています。

雪の降らない地域ではこうした降雪対策も、除雪しなきゃいけないという経験や知識も無い場合が多いので、少し雪が降るとエアコン暖房が使えないという事態に陥るのだと思います。

数年に1回しか来ない、この事態を想定した準備しろというのも難しいと思うので、対策はしなくても知識として知っておけば別の暖房を用意したり、周辺の除雪をしたりと対策が出来ると思います。

以上、降雪地域北海道の室外機がどうないってるのかでした。
きちんと吹きが降ってもエアコン暖房が使えるようになっているのです( ̄▽ ̄)

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